OSについて
パソコンは、OSというソフトで動いています。
OSの主な目的
オペレーションシステムとも呼ばれるOSは、
以下の3つの目的にそって作られています。
ハードウェアの抽象化
コンピュータ毎に目的は同じでも、製造元が異なるなどして動作に微妙に違いがあるハードウェアが搭載されていることがある。
そのようなハードウェアの統一的で単純化された利用方法を提供することで、アプリケーションソフトウェアの開発を容易にする目的。
資源の管理
複数のアプリケーションソフトウェアを同時に利用する時に、
互いのソフトがそれぞれ独立して動作できるように資源を管理する。
プログラムからの資源要求に競合が起きた場合(不具合がおきる等)には、
待たせる、エラーを返すなど、適切に処理する目的。
コンピュータの利用効率の向上
複数のタスクを同時に実行する際に、
資源割り当ての順番や処理の割り当て時間を工夫することで、
全体のデータの処理能力を向上させる。
これはデスクトップ環境ではあまり恩恵を感じることはないが、
ウェブサーバやデータベースなどの、
大量のアクセスをこなす用途などでは重要な要素となる。
現在では、マイクロソフト社のWindowsがパソコンとセットで販売されることが多く、シェアもそれに伴い大きいもとのなっている。
では、現在の主なOSを下記にて紹介する。
Windows XP
XPは、マイクロソフト社の製品。
名前のXPとは、「経験・体験」を意味するeXPerience(エクスペリエンス)が由来である。
XP発売以前、Windowsは一般家庭向けにWindows 95等のWindows 9x系があり、
ビジネス用途向けにWindows NT等のWindows NT系の並行状態が長らく続いていた。
Windows XPで、PC用WindowsをNTベースに統合する目標で開発された。Windows 2000をベースにして、統合化の成功に足りなかった機能も含め開発されている。
この一大変革によってXPはNTの安定性や堅牢性と、
9x系のマルチメディア機能や使いやすさを併せ持った汎用OSとなっている。
安定性の高いNTカーネルを採用した家庭用向けWindowsは、
このWindows XP(Home) が初であり、一般家庭ユーザも安定したOSを手軽に入手・利用することができるようになった。
主な特徴は、システムの復元機能
(日時のポイントを指定して、その時点のシステム状態へ復元する機能)や、マルチプロセッサ、
また、海賊版や、不正利用を防ぐためのプロダクトアクティベーションが追加されている。
現在のパソコンに搭載されるOSとしては非常にメジャーであるが、
後継OSのVISTAへの移行がなかなか進まない事が、マイクロソフトの悩みである。
そのせいか、サービスパックの最新版の提供が発表されたり、
サポートの期間が大幅に延長されるなどしている。
Windows VISTA
現在発売されているパソコンの多くにこのソフトが付属している事が多い。
現在マイクロソフト社の最新版のOSである。
XPの後継として開発されたが、普及のスピードが思わしくなく、
早期の普及に向けて、マイクロソフト社では様々な売り込みをかけている。
このOSの目玉の一つが「Aero」(エアロ)とよばれる機能である。
3Dグラフィックを使用して、透過ウィンドウ、フリップ3Dなどの視覚効果が可能である。
フリップ3Dなどの3D表示のデスクトップは、
近年、OSで流行しているものでもある。
この機能は、最新機種以外のパソコンでは、低スペックのパソコンでは動作速度を大幅に低下させることがあるが、
大容量メモリと高速のCPUを備えた最新のパソコンにおいては、快適でリッチなグラフィック環境を提供する可能性を与えている。
また、バージョンがこれまでで最多の種類である事も特徴であり、
日本では、以下のバージョンが主に販売される。
Home Premium
家庭や学生向けの上位版である。
Windows XP Media Center Editionの後継にあたる。
Home Basicの機能に加え、
Windows Aeroやデータ保守の機能、タブレットPC機能が提供される。また、ビジネス向けエディションにはないメディアセンター機能も提供されている。
ターゲットは、Windows Aeroを使いたいユーザー、メディアコンテンツやインターネットの利用を中心とするユーザーを対象にしている。
現在販売されているメーカー製のパソコンのほとんどに採用されており、家庭利用ではこちらが標準となると思われる。
Ultimate
家庭向け・ビジネス向けの全機能を搭載した最上級版。
Home Premium等の機能に加え、
ゲーム環境への統合機能が提供されている。
また、Windows Ultimate Extrasによる各種サービスも提供されている。
ターゲットとしては、ハイエンドのヘビーユーザーや本格的なパソコンマニア・パソコンゲーマーが対象。
また、Windows ReadyBoost対応の(フラッシュメモリーの空容量をPCのメモリに振り分けることができる。)USBフラッシュメモリー等の特典が入ったUltimate αが24,980円で発売されている。
Ultimate以下のバージョンを持っているユーザーは、
差額を支払うことでバージョンアップが可能である。
ちなみに、XP時代からではあるが、
韓国と欧州向けに、
他社製メッセンジャーソフトへのリンクを収録したバージョンや、
独占禁止法により、メディアプレーヤーが付属していないバージョンも存在する。






